おもてなしの基本
2月の話になってしまいましたが、ZENBIの取材でMKタクシーの青木信明様を撮影させていただきました。
本社がある京都での撮影でしたので久々の出張でしたが、京都で別件も同時にこなしてきたため、京都観光は0分というせつない出張でした…。
1月号の三枝理枝子様の取材でも、撮影しながらたくさん勉強させていただきましたが、今回の取材でも撮影しながら本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
MKタクシーと言えば、「荷物を持っているお客様がいたら走って荷物を取りに行く」「深夜に女性をタクシーを降ろしたら、そのお客様がマンションに入るまでライトを後ろから照らしていた」など、その徹底したおもてなしで有名ですが、今回の取材では『生命線は、おもてなしの血』というタイトル通り、その源泉が何か?を掘り下げる取材であったと思います。
数々の名言がありましたが、私が一番響いた言葉は
「挨拶が基本」
という話でした。
正確には覚えていませんが「挨拶こそが人が人たるゆえんじゃないですか」と仰っていたと記憶しています。
本当にその通りだな、と思い、この撮影以後、挨拶をはっきりしっかりするように心掛けています。
この撮影の後、弊社スタジオの隣のビルの女性に「おはようございます!」と挨拶したら(キャラ、違くない!?)という顔で「ぎょっ!」とされました(笑)
タクシーの未来
これは記事の内容の転載になるのであまり詳細には書けませんが、上記の話以外で印象に残ったのは「タクシー全自動運転の未来」に関する話です。
要は、2030年くらいまでには車は全自動運転になり、もちろんタクシーも全自動運転になる。
さらに燃料も太陽光で走れるようになるため、現在のタクシー料金の8割を占める人件費と燃料費が消える。
そうすると、タクシー代は30分の移動で200円ほどになる(!!!)とのこと。
そうなれば、誰も車を持とうと思わないから、世の中すべてがタクシーになる、と。
正直「本当!?」と思いますが、青木社長は「100%くる未来」と断言されていました。
日本の最前線を走る方が言っているのだから、きっと近いうちにこの未来がくるのでしょう。
すごい未来や。
カメラマンに車は必要?
上記は近未来の話ですが、私自身は実は一足先に「タクシー主体」の生活をしております。
というのは、よく現場で「え?車持っていないのですか?」と言われますが、私はカメラマンなのに車を持っていません。
理由は、あまり機材を持っての出張撮影が少ないことがあります。多くて月に5件ほどしかありません。
そうなると、例えばその現場が新宿ですと、片道3,500円くらいで行けてしまうので往復7,000円。
5件だと35,000円の出費となりますが、うちのスタジオの周りの駐車場代平均は30,000円ですから、5件の出張撮影でほぼトントン。
トントンどころか、私は
(1)撮影している間の駐車場代
(2)ガソリン代
(3)各種税金
(4)そして何より運転の疲労
(5)スタジオから契約駐車場までの移動、そして現場付近で駐車場を探す手間とその駐車場から現場までの移動
これらを負担していないわけですから、むしろタクシーにしない理由はないと思っています。
もちろん首都圏と地方、撮影しているジャンルによってですので一概には言えませんが、私は東京で活動する以上、カメラマンは車を持つ必要はないと思っています。
というわけで、何が言いたいかというと、早く青木社長が言う未来こないかなということです。
TOYOTAさん、テスラさん、Googleさん、頑張って下さい!
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