ご質問をいただきました!
久々に一問一答のコーナーに投稿がありましたので、返信いたします。
ざぶとんさん、質問いただき誠にありがとうございました!
【質問】「洋服の室内撮影について」
お名前(ニックネーム可): | ざぶとん |
相談・質問のタイトル: | 洋服の室内撮影について |
詳細をこちらにどうぞ: | 私は現在洋服のネット販売で開業しようと思っているのですが、 色々と調べたところ、LEDのスタジオライト(300w) それなりの価格の商品(単価1万円以上が目安)を扱いたいため、 撮影スペースは自宅の5畳程度の部屋を想定しております。( 以上、お忙しいかと思いますが、 |
【回答】「洋服の室内撮影について」
「LEDのスタジオライト(300W)」の形状がどの形状かによって回答が多少変わりますが、仮にこちらのライト
■Godox SL300III スタジオ LED ビデオライト 330W
https://amzn.asia/d/0cH4Yscc
を購入検討しているという前提で話を勧めます。
(もしもっと詳しく知りたい場合は「info@photo-partners.com」まで商品URLをお送りください)
(1) 出力について
300Wという出力(私が参考に貼ったGodoxのものは330wですが)は十分です。
上記の330Wの商品は現在59,575円(税別)とけっこう高額なので、「もっと費用をおさえたい」という場合は、こちらの商品
■Godox SL-60W
https://amzn.asia/d/0cpVhvDP
であれば現在15,104円(税別)と安価です。
理屈上は300Wのほうが、約5倍明るくできるので、5倍自由度がある、という解釈で大丈夫です。
「オーバースペックか?」という問いに答えるのであれば、「それなりの価格の商品(単価1万円以上が目安)を扱いたい」とありますし300Wのほうが良いと思います。
特に、予算を節約しようかと考えて出力を160Wに下げたところで、Amazonで見たら値段は大きく変わりませんでした。
「ここはこだわった方が良いポイントかなと考えておりますが、判断がつかず」とありますが、回答としては出力が大きいほど表現の幅は広がります。
(2) 「こだわるべきポイント」について
ただし、予算に上限があるのであれば「こだわった方が良いポイント」は、ライト以上に付属品です。
「ソフトボックス」という商品を聞いたことがあるでしょうか?
(上記でGodoxを例にとったので、このままGodoxの商品で統一して話を進めますが)
Godoxであれば、Amazonで「Godox ソフトボックス」と打っていただければこれらの商品が候補に出てくると思います。
■Godox折りたたみ式ソフトボックス60x60cm(3,625円)
https://amzn.asia/d/00UymULO
■Godox ソフトボックス 80x80cm(4,345円)
https://amzn.asia/d/07WdbjVj
末尾の数字はソフトボックスの大きさなのですが、お洋服であれば60cm×60cmの正方形では、コートなどにはライトを当てきらないことは想像できると思います。
80cm×80cmくらいにしておいたほうが良いですし、5畳程度の広さがあるとのこでしたので、大きくなっても構わない、というのであればさらに大きいものを探しても良いと思います。
最終的には「上質さ」というのは、書籍の中に書いていた『光の質』に依るので、ライトそのものにこだわるよりも、これらの付属品に投資するほうが費用対効果は高いと思います。
また、「距離を取れば、別に60cm×60cmでも十分なのでは?」と思われるかもしれませんが、『光の質』というのは距離が離れれば離れるほど光が硬くなる場合もあるので、結論だけ言えば大きいほうが有利です。
【注意!】ただし、これらの機材には「マウント」と言って、接続部が各社異なります。
GodoxマウントはGodox製品に接続しますが、GodoxマウントはProfotoというブランドには接続しません…。
Godox-Profotのアダプターを買えば接続するのですが、やはりそういう作業は面倒なので、マウントは事前にしっかり確認してください!
もし上記の文章を読んで、「マウント」とか言われると嫌になる…という場合は、多少値段は上がりますが、日本の「写真電気工業」さんのソフトボックスであればマウント関係なく使えます。
参考までにURLを貼っておきますね。
■ソフトボックスのページ
https://www.net-sd.co.jp/box-1
■ソフトライトBOX 80×80cm(25,300円)※マウント関係なく被せるだけです
詳細はこちら
■付属品にお金をかけたくない場合は…
もう上記の文章を聞いて「ソフトボックスとかマウントとか言われても何がなんだかわからない!」となった場合、「あまり付属品にお金をかけたくない!」となった場合は、書籍の90ページにあるように
・トレーシングペーパー
・ゴミ袋
などで散光させて撮影したところで、ソフトボックスのライトと比べて大幅に劣るということはありません。
トレーシングペーパーであれば、Amazonに「トレーシングペーパー 撮影用」と打っていただければ、
■ミューズ トレぺ紙 トレぺロール 841mm/20m 50g(2,128円)
https://amzn.asia/d/09CXmepk
このあたりであればあまり高くないお値段で買えて、横幅も84cmもあります。
白濁していればいいだけなので、20mを切って使った後(120cmに切れば、80cm×120cmの大きな面光源を作ることができます)、廃棄する必要はありません。
そのまま取っておいて何度でも使えるのですが、もし布のほうが安心できるという場合は、
■Youngerfoto 拡散ディフューザー 拡散布 2 x 1.8(1,817円)
https://amzn.asia/d/05IlSUXl
このような布製のほうが安心できるかもしれませんね。
■それで撮り方は?
本来であれば、私が実演するべきなのでしょうが(笑)、すでにProfotoさんのページに服を撮影する際の基本がうまくまとまっていましたので
https://profoto.com/jp/profoto-stories/e-commerce-cloths
上記の機材とこのライティングで撮影すれば(サイド光+レフ板でOK!)「おお」と思える写真が撮れると思いますよ。
上記の説明で質問にしっかりと答えられているか自信がないので、もしより具体的に撮影方法を知りたい場合は、
info@photo-partners.com
まで改めてメールでご連絡ください。
質問に気がつくのが遅くなった謝罪も込めて、できる限り回答させていただきたいと思います!
よろしくお願い致します。
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