AISASモデルとは
昨日の投稿でAISAS(アイサス)モデル(A:注意、I:関心、S:検索、A:行動、S:共有)について触れました。
最初に『AISASモデル』とは何か?を説明しますと、消費者が物を買う時、どんな行動をしているのかを時系列に並べたものです。
つまり、人は注意を引きつけられて(Attention)、興味を持って(Interest)、検索して(Search)、買う(Action)、そして、共有する(Share)。というわけです。
元々、1920年代にアメリカのサミュエル・ローランド・ホールさんがAIDMA(アイドマ)モデル(A:注意→I:関心→D:欲求→M:記憶→A:行動の順で人は買う)というものを提唱していたのですが、電通さんが「現代はむしろこっちじゃね?」と言って新しく提唱したのがAISASモデルです。
余談ですが、電通さんは「AISAS」で商標登録しています。
さらに余談ですが、区分35でしか取得していないようなので、AISASで本を書いてもたぶん大丈夫です。
「AISAS」と「写真」
たしかに、現代はM(記憶)して買う人は少ないですし、その場でS(検索)して買っちゃう人は多いですので、AISASモデルの方がしっくりきますよね。
ただ、ここで注目して欲しいのが、AIDMAモデルだろうとAISASモデルだろうと、最初の「AI」は約100年間変わっていないという点です。
つまり、物を売るためにはA(注意を引きつけて)、I(興味を持ってもらう)ことが必要であり、この原則はほぼ不変だ、ということです。
なので、商売はA(注意)とI(関心)は避けて通れませんし、「写真」は一番最初のA(注意)を引きつける役割を果たさなくてはなりません。
どうすれば「写真」で人の注意を引きつけられるのか
答えは、もちろんひとつではありませんが、「陰影」というのはひとつの答えになるでしょう。
つまり、光と影です。
人は陰影があると目を引きます。
例えば、このコーラより、
このコーラの方が目を引きません?
その理由は、下の写真の方が明暗差があるからなのです。
写真を撮る際には、こちらの明暗差を意識していただければと思います。
写真の3つの役割
ただし!
です。
明暗差のある写真も、使う場所を間違ってはいけません。
写真には主に以下の3つの役割があります。
①ブランディング写真
:写真で企業イメージを作ることが目的です
②商品写真
:商品の情報を正しく伝えるのが目的です
③説明写真(使用イメージ)
:商品の使い方などを教えることが目的です
上記の明暗差は、①ブランディング写真の部分の話です。
例えば、③の説明写真でめちゃくちゃ明暗差がある写真使われても、見づらくて嫌ですよね(笑)
コーラ写真の撮り方
ちなみに、2枚目のコーラの写真の撮影時の状況は、こんなです。
前に投稿したコップの写真同様、クリップオン1個だけで、見たままのセットです。
クリップオンは前回同様、中華ストロボのNEEWER製(税込3,199円)。
あと、こちらも前回同様ストロボの発光部分にシャンプーハットかぶせて、
そして、撮影用トレーシングペーパーを垂らしただけです。
そして送受信機が3,400円。
前回同様出費はわずか8,511円です。
セミナーの度に繰り返していますが、写真で必要なのは「知識」のみです。
現代は、良い写真を撮るのに大してコストはかかりません。
その知識の中で、かなり重要度の高い「面光源」について、なんか調子に乗ってきたので(笑)明日書こうと思います。
「写真基礎講座」のご案内
5月、6月と開催してきました『初級 「売上を上げる写真」基礎講座』ですが、7月はお休みし、次回は8月3日(土)となります!
ご興味がある方は是非お早めにお申し込みください!
皆様のご参加お待ちしております!
あと、こちらも前回同様ストロボの発光部分にシャンプーハットかぶせて、
そして、撮影用トレーシングペーパーを垂らしただけです。
そして送受信機が3,400円。
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セミナーの度に繰り返していますが、写真で必要なのは「知識」のみです。
現代は、良い写真を撮るのに大してコストはかかりません。
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