NPO法人 日の出太陽の家ボランティアセンターの支援事例
NPO法人 日の出太陽の家ボランティアセンター
久保田 武男様
クライアントからの感想
現在、東京都西多摩郡日の出町で「武家屋敷」と呼ばれている古民家を利用し宿泊業や施設レンタル業を行っています。
フォト・パートナーズ株式会社さんには、武家屋敷の宿泊事業開始時に写真に関するコンサルティングならびに写真撮影をしていただきました。
以前より施設を使用した方々からは「素晴らしい施設」であるとの声をいただいてきたのですが、その素晴らしさを事前に伝えることができていませんでした。
施設の持つ良さをしっかりと把握していただき、それらを余すことなく写真に写してくださったおかげで施設利用者数はうなぎ登り。
施設貸し出し前の売上と比べると１６倍の売上を記録しており、さらに売上は伸びる勢いです。
今後は「コスプレ需要」に関するアドバイスをいただきながら、さらなる飛躍のお手伝いをお願いしたいと思っております。
フォト・パートナーズより
初めて訪れた際に、武家屋敷の持つポテンシャルに素直に驚いたのを覚えています。
ただ、その素晴らしい施設や周囲の環境が100%伝わっておらず、もったいないなと感じました。
「本来ある価値を正しく伝える」必要があると感じ、ひとつひとつの施設の特徴を伺いながら撮影させていただきました。
弊社が撮影時に注意している点は以下の3点です。
(1) 商品そのものの魅力を正しく捉えること
(2) ストーリーを描けること
(3) 新たな可能性をお客様が想像できること
(1) 商品そのものの魅力を正しく捉えること
これは、弊社のコンサルの枠組みである4ステップ（詳しくはQ&Aページをご参照ください）の第1ステップにあたります。
正しい写真技術で、魅力的に記録しなくてはなりません。
(2) ストーリーを描けること
また、宿泊施設で使われる離れの間に関しては「宿泊した場合どうなるか」というストーリーを提供する必要を感じたため、夜の情景も撮影しました。
(3) 新たな可能性をお客様が想像できること
最後に、施設側が新たな可能性をお客様に発信していく必要性を感じました。
というのも、武家屋敷様の座敷が、たまたまゲーム「刀剣乱舞」の本丸に似ているという理由で、コスプレ撮影をする刀剣乱舞ファンの間で「本丸」と呼ばれ出していたのです。
※刀剣乱舞「本丸」のシーン
そうであるならば、コスプレイヤーのお客様に対して「実際に撮影したらどうなるのか」という情報を提供しなければなりません。
スモーク撮影のご提案
その上で、お客様自身も考えなかった新たな可能性をこちら側から提案する必要があります。
この時は「スモーク撮影をしたら武家屋敷ではどう写るのか」という未来を写真で提供しました。
それらの写真が以下となります。
■本丸でスモーク撮影した場合
■渡り廊下でスモーク撮影した場合
これらは文字で「スモーク撮影をすると魅力的に撮れます」といくら伝えようと伝わるものではなく、写真1枚のイメージ提供力には敵いません。
キャッシュまで計算してこそ売上が上がる
最後に、スモーク機材のレンタル料金をコスプレイヤーにヒアリングし相場を把握した上で、レンタル料金を設定しました。
スモーク撮影の写真を提供することで、
(1)「こんな素敵な施設で私も撮影してみたい！」という気持ちを促し、施設レンタル料が向上する
(2) スモーク機材レンタル料の追加収入が期待できる
という、2つのキャッシュポイントを創出することができます。
撮影後も武家屋敷様は順調に売上が伸びていますが、その理由はやはり「本来の価値がしっかり伝わった」だけです。
カメラマンは上記のような魅力を余すことなく伝える必要があるのです。
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