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撮影一問一答 [Answer_vol.2]

フォト・パートナーズ株式会社 売上を上げる写真 MBAカメラマン 中小企業診断士

久々の質問

弊社では2019年1月4日、5日、11日、12日に自社スタジオでプロフィール写真撮影会を行うのですが、このタイミングで久々に「一問一答」コーナーに投稿がありました。

中小企業相談士さん、質問いただきありがとうございます!

お名前(ニックネーム可): 中小企業相談士
相談・質問のタイトル: プロフィール写真
詳細をこちらにどうぞ: 名刺にプロフィール写真を載せたいと考えているのですが、屋外での撮影とスタジオでの撮影の違いって何ですか?どちらが良いとかありますか?

プロフィール写真の目的

以下、データでの証明を交えつつ、あくまで「私の考えでは」という前提で回答しますね。
(プロフィール写真のあり方に正解はないので)

まず、名刺にプロフィール写真を載せる理由は何かを考えると、2つの理由が考えられます。

(1)商品情報としての理由
(2)セルフブランディングとしての理由

(1)に関しては、単純に一度名刺を交換した後に、見返してもらったあとに「ああ、この人か」と思い出してもらう、などの役割があります。
この目的を果たすためだけなら、駅前の証明写真ボックスで撮影した写真で事足ります。

しかし、証明写真ボックスの写真では(2)の目的は果たせないですよね。

(2)の目的は「ああ、この人か」のその先、「この人は信頼できそうだし、連絡してみるか」まで発展させること(売上に直結させること)にあります。
※信頼性がなぜ重要かはこちらの記事をご覧ください

売上の上がる写真とは?

では、どうすればプロフィール写真が売上に直結するのでしょうか?

私の考えは、

写真がお客様のストーリーラインに乗った時

だと思っています。

いったんプロフィール写真から話が反れますが、過去にどんな写真に対して「美味しそう!」と人が感じるかを調査したことがあります。

フォト・パートナーズ株式会社 売上を上げる写真 MBAカメラマン 中小企業診断士

上記の写真10枚に対して、どれが美味しそうですかとインターネットアンケート調査を行ったところ、すべての要素(ナイフ・フォーク+スープ+ワイン)を盛り込んだNO.10が選ばれました。

フォト・パートナーズ株式会社 売上を上げる写真 MBAカメラマン 中小企業診断士

そして、ハンバーグを置いただけのNO.1がブービー、いかにもぬるそうなスープが取ってつけられた(笑)NO.8が最下位となりました。

この調査結果から、いったい何がわかるのでしょうか?
私は、料理写真に重要なのはストーリーである、という仮説を立てています。
なぜなら、調査結果から「自分が食べている風景を想像できる写真が選ばれている」ということがわかるからです。

つまり、相手のストーリーの中に写真が入り込んだ時に「美味しそう!」という感情を刺激できるわけです。

結論

以上のデータを踏まえた上で、

Q.名刺にプロフィール写真を載せたいと考えているのですが、屋外での撮影とスタジオでの撮影の違いって何ですか?どちらが良いとかありますか?

に答えると、プロフィール写真を見る側に対して「自分が相談している風景を想像できる写真」であれば良いわけです。

では、屋外で撮影した写真でお客様のストーリーは走るでしょうか?

私はそう思いません。なぜならお客様は屋外で相談をしないからです。

普通は相談するのは屋内なので、スタジオ(屋内)で撮った写真の方が力強いと思います。
しかし、スタジオで撮ればストーリーラインに乗るか、といえば乗りませんよね。
なので、私は別料金でプロフィール写真の後に相談風景の写真も撮影しています。

相談風景は相手のストーリーラインに乗るからです。

以上が答えとなります。

補足

ただし、繰り返しになりますが、写真で重要なのは目的です。

(2)セルフブランディングとしての理由

の部分で、農業コンサルをしている人ならどうでしょう?畑を背景に撮影した写真の方がお客様のストーリーラインに乗りますよね。
その場合は屋外の方が写真は力強いと思います。

以上、補足まで。

ご質問いただきありがとうございました!

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